昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 35作目:幽☆遊☆白書

1993年発売のゲーム スーパーファミコン

当時のナムコから発売されたSFCの幽遊白書シリーズは4作全てをプレイしそれぞれ楽しんだものですが、その中でも最も熱中したのは第1弾の本作です。「格闘の章」と「FINAL」は目立つ短所もなく堅実に楽しめるとはいえ大きな特徴のない格ゲーですし、「特別篇」は全体的なクオリティこそ高まったものの本作のシステムを流用しているため新鮮味には欠けました。対してこの初代幽白はそれまでに類を見ない独創的なシステムが初めてお披露目された作品であり、既存の対戦格闘とは一線を画すそのビジュアルやゲーム性には多大な感銘を受けたことを覚えています。

一般的な格ゲーは攻防がスピーディーに展開されるため、ゆっくりとエフェクトを眺めているような余裕はありません。また1秒どころか数十フレームの隙でさえ命取りになるジャンルゆえに、大仰な見得を切ったり、決め台詞を叫んでから攻撃するような「アニメ的な演出」とは噛み合わない部分が散見されます。それに対して本作に実装されているビジュアルバトルはコマンド選択時こそリアルタイムですが、行動決定後はターン制のように進行するため技を鑑賞するための時間を完備。おかげで霊力をしばらく集中してからぶっ放す霊丸や、「炎殺…!」の溜めポーズを挟むことで凄味とカッコ良さとを大きく増している黒龍波など、魅力的な必殺技モーションをたっぷり堪能することができます。こうした仕様は本作のようなアニメ原作ゲームと相性抜群で、グラも綺麗だしボイスも豊富だしとクオリティも高く、幽白の魅力をこれでもかと引き出していました。

登場キャラクターもかなり豪華で、暗黒武術会における浦飯チームやラスボスの戸愚呂チームはもちろんのこと、酎・陣・凍矢といった目立つ敵キャラはほとんど網羅されています。それどころか是流や吏将など原作では大きな活躍に恵まれなかった渋いメンツまでもが幾人かピックアップされており、キャラゲーとしての作り込みは十分以上。後発の「特別篇」ではオミットされてしまったストーリーモードが搭載されているのも嬉しい点で、かなりの長時間を楽しませてもらいました。

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