2003年発売のゲーム ニンテンドー ゲームキューブ

メイドインワリオシリーズの第2作目。GBAで発売された初代は一人プレイ専用でしたが、本作は携帯機から据置機にハードを移したことによって、副題「あつまれ!!」の名に違わず多人数対戦をメインに据えたソフトへと変貌しました。その結果、身内で大騒ぎしながら遊ぶパーティゲームとして凄まじいまでのポテンシャルを発揮。GCソフトの中においてはスマブラDXやトレバト、エアライドといった並み居る強豪と共に、ゲーマー仲間で集まった際に必ずプレイする「基本ルーチンの一角」を担うまでになるほど熱中しました。

基本的にはマリオパーティのような「ミニゲーム集」なのですが、そのコンセプトは似て非なるものとなっています。当該ソフトはマリオという大御所を主役に据えていることもあってか任天堂の主力作品としてきっちり本腰入れて作られており、映像は基本的に3D表現ですしグラフィックは美麗で豪華。もちろんそれは本来賞賛すべき点なのですが、反面ワンプレイに時間が掛かったり、何度も同じ演出を見ていると冗長に感じたり、余計なエフェクトでテンポが削がれたり…と必ずしもメリットとは言えない部分も散見されます。そもそもマリオパーティの主要ターゲットは小学生やファミリー層であるからして、元より大の男が雁首揃えて遊ぶのに適したソフトではないのでしょう。なので64の初代が発売された時点でとうに小学校を卒業していた私の仲間内においては、残念ながらマリパに夢中になる機会はありませんでした。しかし、そんな私達でも長期に渡ってプレイできたのが、このメイドインワリオだったのです。

「ならワリオは大人向けのゲームとでも言うつもりか!?」と問われれば言葉に窮するところですが、少なくとも相対的に玄人好みの作風だとは思うのです。本作は良い意味で気を抜いてテキトーに作られているため、グラフィックはかなり省エネですし豪華な演出もほとんど用意されていません。その代わり全てにおいてスピード感が凄まじく「休むことなくひたすら課題をこなし続ける」という独特のゲーム性を実現しているのが魅力的でした。しかもタイミング合わせだったりボタン連打だったり、古くはファミコン時代から存在していた普遍的な技能を問われるプチゲームが多いのもひとつのポイント。そのため年を重ねた熟練ゲーマーの私は自らのゲームスキルを試されているかのような不思議な感覚を覚え、これにより熱中度合がより一層加速したのです。更にはプレイヤーごとに名前を決めて個人データを保存できるシステムのおかげもあり、友人達との熾烈な勝率争いには激しく熱中。個々が単純なぶんゲームの種類は膨大に用意されていることに加え、難易度に応じて画像や仕様が変化するためバリエーションが多彩なので、シンプルなのに飽きることなく楽しむことができました。
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