昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 57作目:ヴァンダルハーツ~失われた古代文明~

1996年発売のゲーム PlayStation

主にアクション・スポーツ・シューティングが得意分野のコナミが発売した希少なシミュレーションRPG。メインの客層に合致していなかったためかヒット作品とは言い難く、軽く調べてみたところ売上は15万本程度とのこと。そのため他社の有名SRPGと比べれば知名度では及びませんが、それに反比例するかのように内容は高水準で、個人的には相当なレベルでハマった作品です。

同年に発売された「聖戦の系譜」がSFCだったことに対しこちらはPSということもあり、かのFEシリーズよりも一足先に3Dを導入した最新式のSRPGが本作でした。しかも単にグラフィックがポリゴンになったというだけでなく、敵の側面や背面を狙って攻撃するという向きの概念を導入していたり、走行中の列車を切り離すといった3D構造を活かしたギミックが数多く搭載されていたりと、既存の作品とは異なる仕様を存分に楽しめます。高さの概念を取り入れた高低差のあるマップも3Dならではで、高度によっては「弓の曲射が届かない」など戦局にも大きく影響。考えるべき要素は平面よりも多く複雑になっていますが、だからこそ最適な戦略を追求する面白さもひとしおでした。

各キャラごとに2種類から方向性を選べるクラスチェンジシステムも、シンプルながら非常に秀逸です。マップの出撃数を超過する大人数からスタメンを選抜していくFE方式に対し、こちらは味方ユニットの人数と構成とが限定されているのがひとつの特徴。そのためクラスチェンジについても個々のキャラをどうするかではなく自軍全体の戦力バランスを考えながら選択決定していく必要があり、指揮官の悩ましさと楽しさとを同時に体感することができました。特に弓兵と飛兵の択一が熱い!

ただしそうした要素が面白いからこそ、ヴァンダリアンの公式チートっぷりはさすがにバランスブレイカー過ぎて「ええ…」と引いてしまった次第です。いくら普通じゃ手に入らない隠しクラスだとは言っても、単騎かつ一切の苦戦をせず全クリも余裕という異常な強さはどうかと思う…w

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