昭和生まれの古参オタクによる推し語り

昭和から令和まで! 古参二次元オタクが、歴代の推しゲーム・アニメ・マンガ・キャラの感想やレビューを書き殴っています。

推しキャラ語り 83人目:ヴァン

出典:ガン×ソード

本編の視聴開始前に見たビジュアルから想定されたイメージと、その実状とのギャップがだいぶ激しかったのがこの男です。当初はもっとオラオラ系というか、その場の感情に任せて無節操に暴れ回るバーサーカー的なキャラだと思っていたのですが、実際の彼は違いました。テンションは低く覇気も無く、オラオラどころかヘナヘナと評する方が相応しいほどです。口調も基本的には乱暴とはいえ、ガドヴェドさんの教育の影響で時折妙な丁寧語になるなど、平常時であれば「温和」と言っても良いくらいの性格。ここだけを切り取ってみれば、ロボットアニメの主役らしからぬ気質かもしれません。

しかし普段がそんな調子だからこそ、仇敵たるカギ爪やその一味に対してのブチギレっぷりが凄まじく際立っており、ある意味ではこれもギャップ萌えの一種。雄叫びを上げながら突撃するヴァンの姿はとにかく爽快感が抜群で、ダンの無骨な戦い方も併せて極上の熱気を味わえます。またメッツァに敗北後、ふとした拍子にパズルが解けた際の歓喜が「あまりにも嬉しそう過ぎる」ので観ているこちらまで思わずニヤけてしまうなど、その感情を視聴者にも共感させてくれる吸引力が凄いのです!

前述のメッツァ戦で一瞬心が折れかけたくらいで、後は最初から最後まで「復讐」という一本筋を通している初志貫徹な生き様もヴァンの大きな魅力。最終決戦の勝利後にカギ爪と対面した際も、葛藤もなく躊躇もなく会話もせず恨み言も言わず、相手を無視して即座に無言で斬り捨てたのにはシビれました。もはや勝負が決したならば、ウダウダと迷うことなくやることはひとつ。カギ爪と関わる場面では常に激昂していたヴァンだからこそ、悲願のラストシーンにおけるクールさがより映えていたと思います。

ガンソードはスパロボシリーズにも何度か抜擢されていますが、据置機における声付き初参戦となったスパロボTでの活躍は特に印象的。過去にエレナを喪った境遇だからこそ、愛する者を取り戻す為に戦うアキトの背を押すのが果てしなくエモかったです…!

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