昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 73作目:とっても!ラッキーマン

1993-1997年連載のマンガ 週刊少年ジャンプ

宇宙で最も幸運なヒーロー、ラッキーマンを主役とするギャグバトル漫画。序盤は襲ってくる悪の怪人を撃退する1話完結の短編がメインだったものの、中盤からは一貫したストーリーのある長編へと突入しました。それに伴いシリアスな展開も増えて漫画の雰囲気は変わりましたが、私が本作にハマり出したのはその長編部分が琴線に触れたから。画風や作風は一見すると子供向けながら大人でもクスリとできるようなシュールなギャグも多く、決して「子供騙し」ではありません。

本作は少年ジャンプの作品かつアニメ化もしたのでそれなりの知名度はあるかと思いますが、既に完結から時間が経つ上に公式の動きが活発なわけでもないため、今ではジャンプ最強キャラ論争くらいでしか知らない人も多いでしょう。ですが私にとってはスラダンや幽白のような大ヒット作にも劣らないレベルの思い入れがあり、1990年代の漫画生活を支えてくれた愛着のある一作だったりします。

絵はお世辞にも上手いとは言えないものの内容にはそれを補うだけの魅力があり、たびたび話題に上る「漫画の面白さには画力が必須」という主張に対する反証のひとつ。大きな特徴になっている背中の書き文字を筆頭に細かな小ネタやファンサービスも多く、傍目には適当な作風に見えますが実際には丁寧な計算の上に物語が構築されています。「様々なラッキーが重なって勝利する」という展開が基本パターンですが、なんの脈絡もない幸運が降って湧くのではなくきっちり伏線が張ってあったりして、意外にも知略バトルの側面を持つのが面白いところ。作者のガモウひろしはデスノートで有名な大場つぐみの別名義だという定説もありますが、言われてみれば本作からもデスノの片鱗が見え隠れしていました。ギャグマンガなのに理屈っぽい長文台詞が頻発するあたりが特に…w

三兄弟や天才マンなど、メインメンバーが良キャラだらけというのも大好きなポイント。彼らの戦いは幸運頼りのラッキーマンとは違い真っ当なバトル展開になるため、作劇のメリハリが効いていたと思います!

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