2002年発売のゲーム PlayStation 2

テイルズオブシリーズの第4作目。前作エターニアまでのバトルシステムは1作ごとに着実に進化しつつもベースになっている部分はずっと踏襲されてきましたが、本作はそこにがっつりと手を加えているため遊び心地が大きく様変わりしました。新しく採用されたスピリッツゲージの管理には独特の戦略性があり、何も考えずにボタンを連打しながら突っ込む猪突猛進プレイだけでは上手くいかない仕様。そのためヒット&アウェイが基本戦術となる少々クセのある操作感になっていて、プレイ開始直後は戸惑う部分もありましたが、慣れてくるに従ってその高い中毒性に魅了されていきました。

元々TODのファンだったこともあり発売前から高い期待を抱いていたのですが、PS2に進出した初めてのテイルズでもある本作をいざプレイしてみたら予想以上の進化具合に驚愕。キャラドットが一回り大きくなったおかげで細かな動きまで明瞭になったグラフィック面はもちろん、前述の進化したバトルシステムにもだいぶ熱中させられました。冒険を開始した直後は不慣れなこともあり「スピリッツの少ない時に攻撃するな! 弾かれるぞ!」とロニから散々怒られたものですが、少しずつ操作が習熟していき、カイルと共に自分自身も成長していることを実感することで強烈な達成感を得ることができます。また前作ではあくまで隠し要素だったのが正式に実装され、各キャラごとに数多く用意された秘奥義や具現結晶はどれもスピード感に溢れ非常にスタイリッシュ。しかしその弊害として、なぜか一人だけ秘奥義が1個しかないナナリーが少々悲しい立場になっていましたが…w

ストーリーはオーソドックスなボーイ・ミーツ・ガールなのでそこまで驚かされる内容ではないものの、随所に前作との繋がりを感じさせるイベントが挿入されており、TODプレイヤーであれば思わずニヤけたくなるような要素があちこちに仕込まれていました。前作で主役を張っていたスタンについては「あんな雑な扱いは酷い!」などと批判されることもありますが、開始時点で既に亡くなっているため変にでしゃばって現主人公の活躍を食うことはなく、しかし物語における存在感は十分に強く、その上で最後にはきちんと復活するので割と理想的な前作主人公の描き方だったと思っています。またデスティニーファンの私としてはパーティメンバーの中でも特にジューダスに惹き込まれ、18年前の出来事を経て性格が軟化しカイル達を影から見守り導く立場に変わったそのキャラクター性からは昔の彼をも凌駕するほどの圧倒的な魅力を感じました。彼に関しては、個別の推しキャラページにて詳しく語っています!
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