1998年発売のゲーム PlayStation

私は割とコアな部類に属するスパロボファンであり、さすがに総数が多すぎるためシリーズ全作制覇には程遠いとはいえ、この記事を書いている時点でおよそ30作のスパロボをクリアしています。ですがFCやSFCで発売された最初期の作品は未プレイなので、私のスパロボデビュー作はSSからPSへと移植されたこの「F」でした。つまり本作は私をスパロボフリークの道へと引っ張り込んだ大元の原因と言え、そうした意味でも極めて強い思い入れがあります。黎明期の作品ゆえに粗削りな部分も多かった本作ではありますが、それでもシリーズ内で最上位に熱中したソフトなのは間違いありません。

スパロボは少しずつマイルド化を繰り返した結果、ハードがPS2になる頃には弱めの量産機や脇役を主力に起用しても、適切に強化してやれば問題なくクリアできる程度の難易度に調整されました。しかしFの時代は個々の能力差が凄まじかった上に、地力を強化する手段もほとんど存在しません。どれだけ愛を注ごうとも弱い奴は弱いままで、結果「ニュータイプにあらずんば人にあらず」という残酷な格言まで生まれたほどのシビアさ。ですがそうした格差が顕著になるのは後の「完結編」に入ってからの話であって、前編となる本作の時点ではそこまで歪ではなく、むしろだいぶ程良い塩梅だったというのが私の印象です。全体的な難易度がかなり高めなのは確かではありますが、しかしギリギリ理不尽にはならないくらいの大雑把ながらも奇跡的なバランスを形成しており、SRPGとしての歯応えを存分に堪能することができました。厄介なビームコートで防御がガチガチになっているヘビーメタル軍団に対して、GP-01やガンダムMk-IIといった二線級のMSを駆使して応戦する互角の攻防が凄く面白いのです!

本作の数年前に放映された人気作で、私自身も大いに熱中したエヴァとガンダムWが参戦していたこともまたスパロボFにのめり込んだ理由のひとつ。完結編になるとパワー不足が目立つエヴァ達も本作の時点では強力で、4000ダメージまでを無効化するA.T.フィールドも滅多なことでは抜かれないためロンド・ベルの中心戦力として運用できました。ただしFの段階ではヒイロ達ウイングチームが誰一人加入せず敵としてちょっかいを掛けてくるだけ…というなかなか攻めたシナリオなので、GW勢に関しては消化不良でしたがw
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