昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 121作目:第2次スーパーロボット大戦α

2003年発売のゲーム PlayStation 2

タイトル通り、初代PSで発売されたスパロボαの正統な続編。スパロボには単独作品のほか、複数作にまたがりシナリオが展開される連作ソフトも存在しますが、そうしたシリーズに関しては「全部追うのが面倒」とか「揃えるのが大変」とかいう不評意見も散見されます。特にこうしたハードをまたがっての連作は批判されがちなのですが、現時点で30作以上をクリアしているスパロボフリークの私はむしろ逆。ハードが何であろうが発売日に買うだけなので特に面倒でも大変でもないし、むしろ連作だからこその壮大な物語を体感できるため単発より嬉しいと感じる部分さえあったりします。本作もそのひとつで、大ハマリしたαの続編だからこその面白さを存分に堪能できました。

スパロボはその根幹部分こそずっと変わらないものの、新作が出るたび少しずつシステムが微調整されています。例えば育成システムのバリエーションが増えたりオートモードが実装されたりと、ゲームとしての「お手軽さ」や「遊びやすさ」は順当に進化し続けているでしょう。ただこのシリーズに限っては、システムが洗練されているかどうかという度合いよりも自分の好きな原作がどれだけ参戦しているかの方がよほど重要な要素だというのが正直なところ。なのでプレイした各スパロボに対する個人的評価も基本的には知っている原作の数におおよそ比例しているのですが、何事にも例外はあります。なぜならこのニルファは視聴済の参戦作品が少なめだったにも拘らず凄まじく熱中できた稀有なソフトであり、だからこそ強く印象に残っているのです。

本作に没頭できた最大要因は、なんといっても「主人公の多様さ」という一点に尽きます! 後年のスパロボは工数削減のためか主人公は男女2名で物語の大筋は変わらず、搭乗機は共通で、場合によっては後継機すら実装されていないという省エネ仕様の作品も散見されます。しかし本作は4名の主人公が存在し、それぞれに対応するライバルや相棒が用意され、ロボは専用機かつ後継機も全て完備、何より各主人公ごとの個別シナリオが丁寧に作られている部分にこそ多大な魅力を感じたのです。中でもアイビスルートには特にハマり、序盤は性格的にも性能的にも微妙だった彼女が少しずつ成長していく流れや、スレイとの衝突と和解とを経て到達する最終機体ハイペリオンの絶大な浪漫には胸を撃ち抜かれました。明らかにワンランク豪華になっている「流星、夜を切り裂いて Ver.H」は覚醒したアイビスを象徴するかのような神曲ですし、アイビス・ツグミ・スレイの3連カットインが熱いマニューバーGRaMXsのアニメも最高過ぎます!

主人公4人は単に機体の見た目が違うというだけではなく、ゼンガーは単騎・クスハは変形・アラドは協力・アイビスは合体とそれぞれ異なる個性を持っている超豪華仕様なので、周回しても全然飽きませんでした。結果として何度も繰り返して遊び尽くし、各主人公ごとに2周ずつで計8周もプレイしたスパロボは後にも先にも本作だけです!

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