1995年発売のゲーム スーパーファミコン

SFCのボンバーマンシリーズはいくつかプレイしましたが、基本的なルールは初代作から完成されており大きな変化は無いため、どれかが際立っていたわけではなく高いレベルで安定した面白さを味わうことができました。しかしあえてトップを選ぶとすれば、私はこのスパボン3を挙げます。

理由はいくつかありますが、最も大きな要因は本作がSFCシリーズで初めて同時5人対戦を実装したという点です。当時もマルチタップを使った3~4人プレイのゲームならそれなりに遊んだものの、しかし5人同時に遊べる作品はかなり希少。任天堂の後継機である64やGCですらもコントローラの端子数から4人を限度として想定している中で「5人プレイができる」というアドバンテージは極めて高く、大勢が一所に集まりワイワイとゲームに興じることが多かった学生時代の私達にとって本作は最高の対戦ツールでした。パスワードによってステージの形状を変えることができるため連日プレイしていても飽きにくく、ゲーマー仲間の友人達とひたすらにしのぎを削り合ったものです。

また魅力的だったのは同時5人プレイという部分に留まらず、それ以外にも本作からの新要素がいくつか実装されていたことも見逃せないポイントです。まず「みそボン」が初登場したのも本作からであり、これにより初手でミスって脱落した時の空しさが大幅に軽減されました。元から多角的に状況を把握することが重要なゲームだけに、画面端からの軽いちょっかいであろうと馬鹿にできない厄介さで、そこに意識を割かれて爆死することもしばしば。またSFCで初めてルーイが登場したのも対戦環境を大きく変化させた要素で、火力や設置上限といった一目では判別できない基礎能力とは違い、騎乗しているプレイヤーが頭抜けて有利であることが一目瞭然というのが秀逸な点です。そのため卵が出現した途端に血で血を洗う激しい争奪戦が巻き起こったり、誰か1人が騎乗した瞬間に残る4人が疑似的なチームとなって集中砲火を浴びせたりと対戦のハチャメチャ感が増しました。グリーンルーイで駆け回り、遠方のアイテムを横から掠め取るのとか最高に面白かったです!
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