出典:SLAM DUNK

湘北レギュラー5人の中でも、ミッチーと並ぶ随一の推しキャラがリョータです。とはいえ連載時の公式人気投票では花道・三井・流川がトップ3でしたし、作中でも他4人に比べてリョータにスポットが当たる機会は少なく、少々地味なポジションだったことは否めません。しかしながら、やや目立たない立ち位置に居るからこそ要所要所における渋い活躍が光っており、自分ではなく味方を活かす立ち回りはまさにポイントガードの鑑。レギュラー唯一の2年ということで上下を繋ぐ緩衝材の役割も果たしていて、アクの強いメンバーを陰から支える縁の下の力持ちとして大いに貢献してくれました。ラストの山王戦では主将のゴリが余裕のない状況に追い込まれたこともあって、チームを鼓舞する役回りをも担当。この辺りは、さすが次代のキャプテンといったところでしょうか。

スラダンは個々のキャラに対するバックボーンの掘り下げをあまり行なわないので、主役の花道でさえ父親が倒れたエピソードが僅かに挿入された程度です。その中でも特にリョータは来歴の描写に乏しく控えのメガネくんよりも少ないようなレベルですが、だからこそリアルタイムの練習や試合を通した「現在の描写」の積み重ねだけで個性を確立していった感があり、物語が進んでいくほどにグングンと愛着が増していきました。スーパールーキーや中学MVPなどの派手な肩書きを持たないグッドプレイヤーでしかないにも拘らず、藤真・牧・深津といった超一流のポイントガードと渡り合い、勝てないまでも決して押し潰されることなく対抗できていたのは間違いなく湘北の大きな勝因。ファウルトラブルや試合中の故障、スタミナ不足といった不安要素とも無縁だったこともあり、他4人に比べて特に安定感が際立っています。

2022年に公開された映画においては主役に抜擢されたことで話題を呼びそれによってリョータファンも激増したらしく、連載当時からずっと彼を推している古参ファンの私もなんとなく嬉しくなりました。山王戦でのドリブル突破が印象的ですが、地味なところでは「オレならいつでもブロックできると思ったかい?」が大好きです!
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