1995年発売のゲーム スーパーファミコン

自らの手で自由にRPGを作ることができるゲーム制作ゲーム。それまではPC用ソフトしか存在せず容易に手を出せないマニア向けアイテムに過ぎなかったツクールシリーズですが、本作はメジャーな家庭用ゲーム機へと進出した記念すべき第1作目であり、「自分もゲームを作ってみたい!」という夢を抱いていた全国の一般ゲームファンにまで一気に裾野を広げました。私もその願望を実現すべく本作を手に取ったのですが、大袈裟に言うならそれは人生を変える出会いになったのです!

そんなわけで、私が生まれて初めて触れたRPGツクールが本作。その後も2・3・4・5といったコンシューマーツクールを購入し、不便な仕様や容量制限に四苦八苦しつつ大小のRPGを制作してきました。そして年号が令和になってからもPCツクールでのゲーム作りに励んでいるため、累計のツクラー歴は数十年になる計算です。もはやツクールでの制作活動がライフワークの一環にすらなっている私ですが、こうして一介の消費者に留まらず創作者の立場で活動するようになったのも元を辿ればこのSUPER DANTEのおかげ。それゆえに、個人的な思い入れが非常に強いソフトだったりします。

自由度が段違いに増した昨今のツクールと比較するなら、本作で作成できる内容は凄まじく制限されていました。ですが当時はそんなの関係なく「自分でRPGを作れるんだ!」というだけで夢心地だったのは間違いありません。魔法の10個制限だったり、初期パラメータから等倍成長というあまりに大雑把な仕様だったりでバランス調整は限りなく困難でしたが、そういった粗すら気にならないほどに熱中しました。細かな点としてサンプルゲームのFATEが意外な良作だったのも印象的で、物語はオーソドックスですが本作に搭載されている限られた機能と容量とをフルスペックで用いた様々な演出が成されており、当時は「こんな作品まで作れるのか!?」と感動すら覚えたほどです。平成後期からの私は主にニコニコ動画にてツクラー活動に勤しんでおり、代表作である東方鉄花婿を筆頭としていくつもの長編RPGを投稿してきました。興味があればご視聴ください!
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