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推し作品語り 124作目:テニスの王子様 最強チームを結成せよ!

2004年発売のゲーム PlayStation 2

人気漫画「テニスの王子様」を題材とした作品。原作は女性ファンからの人気が高いということもあり、こうしてゲーム化される際には乙女ゲーが主流になっているテニプリですが、本作は貴重なスポーツ面にスポットを当てたソフトです。そのため男女問わずに楽しめるゲームとなっており、結果として私も深くのめり込みました。むしろ「のめり込んだ」などという表現では生温いほど猛烈に没頭し、これまでプレイしてきた数あるスポーツゲームの中においても、最も長時間熱中したのはこのソフトではないかと思っているほど。本作にハマった理由はいくつか挙げることができ、もちろん「原作のテニプリが好きだから」というのもそのひとつなのですが、それすら些末なものだと切り捨ててしまえるほどに大きな要因があります。すなわち、シンプルにテニスゲームとしての面白さが甚大だったというのが熱狂の理由なのです!

タイトルも「最強チームを結成せよ」ですし、本作最大のウリは好きなキャラ5人で自由なチーム編成を楽しめる育成モードなのでしょう。ですが私と友人達が延々と没頭していたのは、育成ではなくダブルスの対戦でした。そもそも私達は本作の前身となる「スマッシュヒット」シリーズの大ファンで、SH1とSH2共に大ハマリして数百時間単位で熱中していたという経緯があります。そんな我々にとって、実質的にSH3のような立ち位置であり、シリーズの集大成とも言える本作にハマらない理由がありませんでした。ともかく多人数対戦ツールとしての完成度があまりにも高く、休日などは8時間くらいぶっ続けで対戦し続けるような日すらあったほど。その熱中具合はかのスマブラにも匹敵するレベルで、PS2の対戦ゲームでは間違いなくナンバー1だと断言できます。

打球速度が速めでテンポが良好だったり、必殺技の応酬に白熱したり、ボディショットで体力を減らしKOを狙うバトル要素があったり…と身内の対人戦において盛り上がる要素には事欠かず、ハチャメチャ対戦ゲームとしてのポテンシャルが尋常ではありません。2対2のダブルスだからこそ、試合ごとにペアを変えることでマンネリ化することなく楽しめたのも追い風でした。跡部の零式サーブや切原のナパームといった一部の技は人力で打ち返すのが極端に難しい凶悪性能ですが、前述の育成モードを利用することでチート技を差し替えたキャラを用意できるのも嬉しかったポイント。同じく育成を利用すれば基礎パラメータの格差も埋められるため、下は桜乃や壇から上は手塚や幸村まで、どのキャラを使っても大きな戦力差が生じないよう皆であれこれ相談しながらバランス調整に勤しみました。ただしどう頑張ってもチートアビリティの除去だけはできないので、デバフ性能がエグい「威光」を持つ真田などは実質禁止キャラみたいな扱いでしたが…w

菊丸ビームを手塚に覚えさせれば「手塚ビーム!」と叫んだり、柳生のレーザーなら誰もが「アデュー」と決め台詞を言ったり、ダビデの「スマッシュしまっす」なら固有のダジャレを披露したりとキャラゲーとしての作り込みは感動的なほど。ダブルスにおいては相棒に対する呼び掛けボイスが他校のキャラも含めて全員分用意されているなど試合を観戦しているだけでも楽しく、テニプリファンであれば間違いなくニヤニヤできます。本作への愛着が高じた結果、CPU同士の対戦模様をひたすら録画して戦わせる企画をニコニコ動画に投稿していたこともある私。興味があれば「テニプリ・シングルストーナメント」「テニプリ・ダブルストーナメント」で検索してみてください!

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