出典:テイルズ オブ シンフォニア

「合法ロリ」と呼ばれるキャラ達の中でも割と特殊な境遇で、個性的なシンフォニアメンバー内においても一段と独特の存在感を放っていたのが彼女です。私は本作のプレイ前から桑島法子さんのファンだったので登場当初から注目はしていたのですが、パーティに加入しその人物像を把握していくに従い声とは無関係にどんどん愛着が増していきました。最終的には作中で一二を争う推しキャラにもなり、もっと言うならシンフォニア単品に留まらず、2000年代初頭くらいまでのテイルズ初期シリーズに登場する女性キャラの中において、トップクラスに大好きなのがプレセアだったりします。

初めて出会った時の印象は「感情を失ったミステリアス少女」というありふれたものでしたが、そのクールさは彼女本来の性格に由来するものではなく、設定レベルで本当に感情を失っていたというのが衝撃的。そういった場合、主人公達が感情を取り戻してあげると仲間になるというのが王道展開だと思いますが、プレセアは感情が無いままの状態でパーティに加入するというのがまた驚きで、初期の戦闘マシンのように戦う姿は異質に映りながらも独特の存在感をまとっていました。もちろんエクスフィアから解放され自意識を取り戻した後の彼女はそれ以上に魅力的。長年の喪失により感情の表現方法を見失ってしまった彼女がロイド達との関わりを経て少しずつ人間性を取り戻していく過程が丁寧に描写されるため、物語の進行に応じてより一層思い入れが深まっていきます。自身に芽生えた心の動きに戸惑いながらも段々とぎこちなさが消え、自然体へと変わっていく姿がとても可愛い。

「小柄な少女に巨大な武器」という組み合わせは古来より浪漫の塊だと言われますが、プレセアはその教科書とも言えるような素晴らしい造形です。容姿だけならジーニアスと並んで最年少であるにも拘らず、メンバー随一のパワーキャラというギャップが至高。隠し秘奥義(緋焔滅焦陣)を習得するのが主役のロイドではなく、プレセアだというのも特別感があったポイントです。OPアニメでも描写されていましたが、でっかい斧を遠心力に任せて力任せに叩き付けるような戦い方って凄くイイですよね…!
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