昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 127作目:逆転裁判3

2004年発売のゲーム ゲームボーイアドバンス

法廷アドベンチャーゲーム、逆転裁判シリーズの第3作目。それまでの2作とはシナリオの時間軸が繋がっており、本作は逆裁2の半年後から始まるストーリーとなっています。一連の推し作品語りにおいては初代と2を省略して本作だけを挙げていますが、そもそも逆裁1・2・3は全て併せてひとつの大きな物語になっている大長編だと思っているので、実のところこれら3作に対する愛着の差はほとんどありません。まるで壮大な映画を観ているかのような魅力的なストーリーによって、ワクワク感が途切れることなく楽しめたシリーズです。

私は視力が悪いこともあって携帯機を少々苦手としており、またひたすらテキストを読み進めていく行為が中心のゲーム(アドベンチャーやサウンドノベル)もあまり好みのジャンルとは言えません。つまり「携帯機のアドベンチャー」という逆転裁判は不得意分野の二乗ということになり、なんらかの外的要因が無い限りは自ら触れようと思わない類のソフトでした。しかしながら熱烈な逆裁ファンの友人から強く勧められた結果として、そこまで言うならと初代逆裁を手に取った私。そうして恐る恐るプレイを始めたところ一気に面白さに呑み込まれ、結果として本作まで続くなるほどくん3部作に対し、寝る間も惜しむレベルで熱中することになったのです!

また、先程「逆裁1~3に愛着の差はほとんど無い」と書いておいてなんですが、やはり明確に順位付けをするなら最も印象的だったのはこの3になります。その理由はいくつか挙げられますが、第一に「本作が3部作の完結編だったから」というのが大きな要因です。過去シリーズで語られてきたいくつかの事件、そして1の時点で命を落とした千尋さんの過去ともリンクするような壮大なシナリオは、まさしくなるほどくんシリーズの総決算とも言うべき内容。結果、初代からずっと彼の足跡を追ってきたプレイヤーだからこそ、極めて強く心を揺さぶられました。またもうひとつ大きな理由を挙げるとすれば、それは今作のライバルであるゴドー検事のキャラクター性に凄まじく惚れ込んだことに他なりません。詳しくは個別の推しキャラページでも語っていますが、最終的に彼は3作を通しても単独トップの推しになり、法廷でコーヒーカップをブン投げるメチャクチャな姿にすらも魅力を感じていたほど。システム面に関しては過去作から大きく変わってはいないのでことさら特筆すべき点もありませんが、それは既にゲームの根幹が完成されていた証左でもあり、ストレスを感じることなく物語に没入できました。

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