昭和生まれの古参オタクによる推し語り

昭和から令和まで! 古参二次元オタクが、歴代の推しゲーム・マンガ・アニメ・キャラの感想やレビューを書き殴っています。

推し作品語り 72作目:ミランドラ

1997年発売のゲーム スーパーファミコン

今では既に存在しない会社アスキーから発売された、SFC後期のソフト。ゲームジャンルは不思議のダンジョンシリーズと同様のローグライクに分類されますが、そこに本作独自のシステムが多数組み込まれているため遊び心地は既存作品と大きく異なります。最大の特徴は最大3人の仲間キャラと共に冒険するという部分で、主人公があまり強くないうえにアイテムを駆使するだけでは状況を打開することも難しいため、いかに仲間と協力しながら戦うかというチームプレイが極めて重要。総合的な難易度は高く、システムやインターフェイスの不便さも目立つため安易にオススメできるゲームではありませんが、知名度は低くとも随所に光るものが垣間見える玄人向けの一作です。

マイナーゲームにありがちな大雑把で粗削りなバランスなのでお世辞にも「完成度が高い」とは言えないものの、そこが奇妙な味わいにもなっていたのがこのミランドラ。前述の通り、ローグライクでありながら単独ではなくパーティを組んで戦うという点が非常に画期的な要素でした。同時期のゲームだと初代シレンにも仲間システムが搭載されていましたが、冒険中に出会えるかどうかもランダムで、あくまでオマケのNPCという位置付け。後年になって発売されたトルネコ3のポポロ編では仲間モンスターが重要なポジションでしたが、道具が持てないなどプレイヤーとの差別化が成されていました。対して本作の仲間は主人公と対等というか、むしろCPUがプレイヤーの上位互換になっているほどに仲間の存在が重要。ゆえに自分だけが独断専行するなど自殺行為で、いかに4人で協力するかが攻略の肝になっています。その仲間も多彩な特徴を持つ中から3人を選択する必要があり、しかも一度決めたら基本的には交代不可能なので、最適な編成を模索する楽しさが甚大でした。

当時のローグライクは「死んだら全てを失い最初からやり直し」が基本でしたが、本作ではレベルが戻らないシステムが採用されています。ですがそれで簡単になったわけではなく、主人公のレベルは引き継がれてもロストした仲間は二度と復活しなかったりして難易度はかなりシビア。理不尽に近い仕様も散見されましたが、だからこそ強烈に挑戦心を刺激される隠れた傑作です。

関連コンテンツ

sin-otaku.com

前後の推し作品

71作目:ファイナルファンタジーVII

73作目:とっても!ラッキーマン

 

歴代推し作品語り まとめページ