昭和生まれの古参オタクによる推し語り

昭和から令和まで! 古参二次元オタクが、歴代の推しゲーム・アニメ・マンガ・キャラの感想やレビューを書き殴っています。

推し作品語り 94作目:明稜帝 梧桐勢十郎

1997-1999年連載のマンガ 週刊少年ジャンプ

かずはじめ先生の代表作と言えば、私が真っ先に思い浮かべるのがこの漫画です。学園モノでは一種のお約束になっている「なぜか凄まじい権限を持っている生徒会」をテーマにした作品なので題材自体はオーソドックスではありますが、しかし決して陳腐な内容ではありません。傍若無人の極みとも言える主役のセージはもちろんのこと、その周囲を彩るメインメンバーも非常に個性的で、溢れるほどのキャラ魅力によってテンポ良く読み進められるためとても軽快。バトル漫画的な要素も多分に含まれているため話が単調化せず、様々な展開を楽しむことができました。

本作は天下の少年ジャンプで連載されていたものの、ネット上ではないリアルではファンに出会ったことがなく、知名度はあまり高くないのかもしれません。しかしそれに反比例するかのように少年漫画としての面白さが満載で、個人的には強烈に熱中させられました。まず作品の顔であるセージがかなり印象的なキャラ造形をしているのが第一の魅力で、初見のインパクトにより一気に惹き込まれたのが大きなポイント。ああいう一見して粗暴なタイプは「良く知らないと悪い奴に見えるけど本当は良い奴」なのが王道パターンなのですが、彼の場合はあまりに破天荒過ぎるのでとても「悪い奴ではない」とは言い切れません。言うなれば悪い奴なのはまったくもって事実なのだけれど、それはそれとして良い面もそれなりにはあるんだぞ! といった感じのキャラ造形ゆえ、常に「不良の猫理論」が発動しているかのような絶妙な性格なのです。そのセージに負けないほどにユニークなのが明稜四天王で、4人それぞれに尖った個性と魅力とが搭載。全員が集まり口喧嘩しながらワチャワチャしてる様子を眺めているだけで微笑ましく、クイズ大会編などは終始ニヤニヤしながら読んでいました。

四天王は全員余さず好きなのですが、特に八樹とミユキちゃんが推しです。八樹はイケメン好青年に見えて、やってることはメンバー内でもトップクラスにヤバい覆面辻斬り野郎という個性が強烈過ぎてたまりません。和解した後にその黒歴史をセージに弄られる場面などはどれもハズレ無しの面白さで、ギャグにもシリアスにも両対応できる幅広さが魅力。対するミユキちゃんはシンプルに可愛く、男の娘にはあまり惹かれない私ですらも虜にされてしまいました。キレた時だけ男っぽくなるような安易なキャラ付けではなく、どんな局面においても徹頭徹尾女の子で在り続けるところに彼女の矜持を感じて素敵なのです…!

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