昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 67作目:機動戦艦ナデシコ

1996-1997年放映のアニメ XEBEC

激動の1990年代を生きたアニオタからは、今なお根強い支持を得ている傑作アニメ。そのジャンルを一言で言い表すのは難しく、SFとラブコメと日常物とがミックスされたような作風は独特です。そのため作中にはシリアスとコミカルの両方が混在しており、ノリが軽い雰囲気とは裏腹に物語の展開はなかなかハード。複数の魅力が絶妙なバランスで配合された、闇鍋のような作品でした。

同時期に放映していたアニメだと社会現象にもなったエヴァが有名ですが、私はエヴァの大ファンでありつつ、それに劣らないレベルで本作にも没入しました。ナデシコの乗組員は民間人の集団ということもあり、ガンダムのような軍人や公務員の多い作品に比べればだいぶユルい雰囲気。それもあって基本的にはコメディ路線で進んでいきますが、そのユルさはあくまで表面的な印象に過ぎないというのが本作の特徴かつ面白いところです。実際のストーリーにはシビアな描写もかなり多く、ギャグシーンかと思って見ていたら突然重大な展開になったりという振れ幅の大きさが持ち味で、3話ラストのガイが撃たれるシーンなどはその筆頭でした。その後も自分達が生き残るためにフィールドを張って火星の人々を圧殺したり、白鳥暗殺に関する政治的な謀略があったりと露悪的とも言える展開が随所に挿入されるので、下手に「お気楽で能天気なラブコメ」を想像しているとその落差にショックを受けること請け合い。ですがこうしたブラックな要素もまた、本作の大きな魅力だと思っています。

当時のオタ界隈ではポスター盗難事件が起こるほどルリルリが大人気で、もちろん私も彼女には魅了されました。ですが彼女と同等以上にアキトとユリカというメインの両名に強く惹かれたのが、本作への評価を更に底上げしているポイントです。その後に公開された劇場版はTV版から大きく雰囲気が変わり、コメディ部分を残しつつもシリアスに重きを置いていたので当時は賛否両論を巻き起こしました。かく言う私もアキト達への愛着が強かったゆえに「辛さ」は感じましたが、しかしながら劇場版の内容自体は嫌いではなく、何より黒衣アキトとブラックサレナが無茶苦茶カッコイイのでTV版と同様に大好きな作品です!

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