昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推しキャラ語り 71人目:須田恭也

出典:SIREN

初代SIRENのメイン主人公ということで、他キャラ以上に特別な思い入れを抱いているのが恭也です。美耶子との出会いや関係性はまさにボーイ・ミーツ・ガールの王道であり、羽生蛇村という地獄のようなロケーションにも拘らず不思議な爽やかさすら感じさせたほど。当初は互いに不信感があったためギクシャクしていましたが、努めて明るく振る舞う恭也のおかげですぐに打ち解け、その少年らしい真っ直ぐさには私も強く惹き付けられました。頑なだった美耶子の心を開き、彼女を守るため命懸けの逃避行を続け、最終的には異界ジェノサイダーとして覚醒していく…そんな恭也の姿はまさに「英雄的」と評すに相応しい輝きを放っており、強烈な魅力を覚えずにはいられませんでした。

彼が持つ勇者気質に影響され、長く愛用する火掻き棒がいつしかエクスカリバーに見えてきたりもするのですが、最終的には本当に「伝説の武器」である焔薙を手にするところが凄く好き。もうひとつの神器である宇理炎も「使った者は必ず死にます」「でも不死身だから無限に使えます」という利用法がシステムの穴を利用した裏技っぽくて、大いなる浪漫と悲壮な美しさとを感じさせます。それら超兵器を携えて臨む最終決戦のシチュエーションはあまりに盛り上がりが甚大で、傍らに立って導いてくれる美耶子の幻影には鳥肌が立つほどに感動しました。またSIREN2のオマケモードで再登場したのは完全に予想外だったため心底驚愕。THE BUSTER!が流れた途端に「マジかよ!?」とテンション爆上がりして、ホラーゲームとは思えぬ無双感には最高の爽快感を味わいました。本編であれだけ苦労した闇人甲式を真正面から斬り倒してみせた恭也には、思わず変な笑いが出てしまったほどです。

異界に取り残された面々は「死んだ方がマシ」な悲壮感があり2の永井などはその筆頭ですが、美耶子との約束を心に秘めた恭也はその境遇こそ悲惨でも、気高い精神性により決して絶望には堕ちそうもないのが唯一の救い。我らがSDKは、今もどこかの世界線で異界ジェノサイダーとしての戦いを続けているのでしょう…!

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