昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推しキャラ語り 59人目:小悪魔

出典:東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.

同期の大妖精なんかもそうですが、彼女達のようなキャラに対してさえも強烈な思い入れを抱けるというのが東方ジャンルの極めて大きな特徴なのは間違いないでしょう。何しろ原作においては立ち絵がなく、台詞もなく、個人名すら設定されていません。紅魔郷で描写されたのは小さなドット絵がひとつだけであり、言わば毛玉や雑魚妖精と大差のない立ち位置。三月精なんかの書籍にも登場したことはありますがほとんど背景要員ですし、東方原作の彼女は紛うことなきモブキャラだったと思います。

そんな小悪魔に対し私が強く惹かれた理由は、やはり数多の二次創作の影響が甚大だったからと言わざるを得ません。東方少女はどのキャラだろうと大なり小なり公式媒体以外の影響を受けているものの、原作描写が皆無に近い小悪魔は二次イメージの割合が極端に高いので、各作者ごとの特色がことさらに強く反映されるようになっています。後にZUNさんによっていくつかの設定が開示されましたが、それも僅かな分量でしかなく様々な解釈が成り立つ余地を多分に残しており、性格や口調なども作品ごとにだいぶ差がある印象。「チルノ=おバカ」とか「パルスィ=嫉妬」のようにファンの共通認識になっている分かりやすい属性が小悪魔には無く、大元の設定が限りなく希薄だからこそ描かれ方はバリエーションに富んでいて、それが彼女が持つ多種多様な魅力を引き出す結果へと繋がりました。霊夢や魔理沙などは原作から懸け離れた性格や言動になっているとコレジャナイ感が出てしまいますが、小悪魔の場合はそもそも原作設定など無いに等しいため、二次創作においてどのような描かれ方がされても違和感が生じにくいという点が彼女の持つ大きな強みではないかと思っています。

私自身も作者として東方二次創作に携わっているので、色んな作品で異なるタイプの彼女を描写してきました。初期の作品では「誰にでも丁寧語で話す、真面目で素直な小悪魔」としてキャラを構築しましたが、ここ最近は「パチュリーやレミリア以外にはフランクに話す、勝ち気で捻くれた小悪魔」がお気に入りです!

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