昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推しキャラ語り 52人目:夕叢霧香

出典:ノワール

ノワールはこれまでに視聴してきたテレビアニメの中でも最上位に食い込むほど好きな作品なのですが、その理由のうち半分くらいは霧香が魅力的だったからという部分に起因しています。普段は割と天然で大人しい彼女が、いざ有事になると圧倒的な戦闘能力で並み居る敵を殲滅していく姿には心の底から惹き付けられ、至高の浪漫を感じました。年頃の少女らしい可愛さと、無双の暗殺者らしい鋭さとが同居したアンビバレンスな造形は、極めて絶妙なバランスだったと思います。

あまり感情を出さず口数は少なく、それでいて殺傷技術が卓越している彼女ですが、決して冷酷無比な暗殺者ではなくむしろ性格は温和。もっとも第1話の時点では殺人に対する罪悪感を抱くこともないくらい感情に乏しかったものの、ミレイユさんに誘われNOIRとして活動していくうちに時折笑顔を見せるようにもなり、単なる殺人マシーンではない人間らしさを随所で覗かせるようになります。徐々に感情を獲得していく彼女の日常描写はとても可愛いのですが、そうして人並みの感情を育んでいった結果として自身がいとも簡単に人を殺せてしまう現実に苦しむようになるというのはなんとも皮肉。そうした忌避感はプロとして割り切っているミレイユさんと対照的であり、望まぬ才能ゆえに苦悩する霧香の魅力的なキャラクター性には大いに心を奪われました。

本作最大の見所にもなっているバトルシーンのスタイリッシュさは何度見ても圧巻で、TV放映から数十年が経過した今なお歴代でも最上位のガンアクションだったと思っています。ポップコーンをソナー替わりにしたり、負傷した腕を銃に固定して射撃したりと各シーンで披露してくれる霧香の戦術は非常に印象的で、どれも彼女の超人的戦闘能力がアピールされていて最高にクール。銃だけでなくサングラスのフレーム、玩具の車軸、果ては学生証など身の回りの全てを武器とする手腕にはゾクゾクしますし、暗殺者としての彼女が見せるダークな凛々しさには見惚れずにいられませんでした。

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51人目:ゼロス

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