1996年発売のゲーム セガサターン

これまでに発売された日本の著名なコンシューマーゲーム機であれば8~9割は所持している私ですが、数少ない未所持ハードのひとつがセガサターンだったりします。そのためSSに関してはいくつかのソフトをハードごと友人から借りてプレイした程度の経験しかないものの、そうして自身が触れた僅かなラインナップの中に本作が含まれていたのは大いなる幸運でした。現状この「歴代推し作品語り」に挙げている唯一のSSソフトがこのガーヒーだったりもして、今なお思い入れが強い作品です。

ストーリーモードは一本道を進んでいくベルトスクロールアクションのシステムを基盤としつつ、経験値を稼ぐことで自キャラをレベルアップさせたり、ステータスにポイントを振り分けられたりとRPGらしい要素も搭載されています。そのため遊び心地は独特ですし、2人同時にプレイできることもあって存分に楽しんだのですが、それを遥かに凌駕するほど熱中したのはやはり対戦モード。最大6人同時対戦による盛り上がりは尋常ではなく、その面白さは後のスマブラシリーズを彷彿とさせ、集まった友人達と共に8時間くらいぶっ続けて遊ぶことも珍しくなかったほどです。

同時期のハードであるSFC・64・PSはどれも、ほとんどの多人数用ソフトにおいて4人対戦が限度。しかし本作はSS用マルチタップである「マルチターミナル6」を使った6人対戦を実現しており、そのハチャメチャな面白さは頭一つ抜けていました。6人もいれば普通はキャラ被りが起こってしまうところ、本作はプレイアブルキャラを大量に用意する力技でその問題を解決しているのも大きな特徴。令和になればスマブラSPのような規格外も存在しますが、当時はまだ参戦キャラ12人の初代スマブラさえ発売されていなかったわけで、その時期に40人を超えるキャラ数を搭載していたのは偉業とすら言えます。もっとも市民や雑魚モンスターのようなモブで水増ししていることもあり性能はピンキリでしたが、その難点は自分達で独自のTier表を作成しキャラごとにレベル設定というハウスルールで対応し、皆で議論しながらバランスを調整しました。青春時代の思い出が詰まった名作対戦アクションです。
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