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推し作品語り 62作目:ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

1996年発売のゲーム スーパーファミコン

SRPGの金字塔、ファイアーエムブレムシリーズの第4作目。テーマとして戦争の悲惨さを描くことの多いFEシリーズの中でもとりわけその側面が強く、特に物語前半は全体的に陰鬱な雰囲気が漂っている上、山場ではかなりショッキングな展開も描かれました。しかしそれゆえに物語の深みが増しているのもまた事実であり、更には各種スキルの実装を筆頭としてSRPGとしてのゲーム性も前作から格段に進化していたため、シナリオとシステムの両面から強い魅力を感じられた作品です。

私のファイアーエムブレム遍歴はそこそこ充実しており、シリーズ全作に触れたわけではないものの、これを執筆している時点で合計10作程度のFEをクリアしています。そしてシリーズの歴史においてはかなり初期に発売された作品にも拘らず、今なおトップクラスの愛着を抱いているのがこの聖戦だったりします。若い頃にこの作品をプレイしのめり込んだことが、現在でもシリーズを追い続けている要因のひとつになっているのは間違いありません。

とにかく第1部ラストにおける「バーハラの悲劇」がとてつもないインパクトですし、その直前に描かれるキュアンとエスリンのなぶり殺しからしてかなりの鬱展開。中盤までのシナリオは少しずつ破滅へ向かって歩を進めていくどんよりとした雰囲気ではあるものの、そうして無惨に散っていくシグルド達の姿がつぶさに描かれるからこそ、絶望を乗り越え仇敵に立ち向かう第2部セリス軍の空気感が凄まじく映えて見えました。また第1部の展開は全体的に暗めとはいえそのシビアさこそが本作の魅力でもあり、子世代への継承を考えながらカップルを構築していくという本作特有の面白さも存在するので、1部と2部のどちらが楽しいかは一概に比べられません。結局は全編通して名作なのです!

他のFEシリーズ、あるいは他のSRPGは「限られたエリアでの局地戦」というイメージですが、本作は戦術マップが非常に広大なため「国家同士の大戦争」という雰囲気を強く味わえるのも大いに魅力的なポイント。もっともそのせいでシリーズ随一に騎兵が優遇されており、代わりに鈍足のアーダンが極めて悲惨という弊害もありましたが…w

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