昭和生まれの古参オタクによる推し語り

昭和から令和まで! 古参二次元オタクが、歴代の推しゲーム・アニメ・マンガ・キャラの感想やレビューを書き殴っています。

推し作品語り 113作目:東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.

2002年発売のゲーム パーソナルコンピュータ

東方projectシリーズの一作で、厳密に数えるならば通算6作目に当たります。ですが旧作から世界観をリニューアルした新しい東方、いわゆる「Win版東方」が始まったのは本作からなので、6個目の作品であると同時に記念すべき初代作のようなイメージをも含有しているのがこの紅魔郷。かく言う私も旧作にはあまり馴染みがないこともあり、東方の第1作目というと真っ先に本作を思い浮かべてしまいます。

実のところ私はシューティングゲームがあまり好みではなく、それは生まれつき視力が悪いこともあって「細かな敵弾をひたすら避けていく操作」が苦手というのが一因です。そのためゼビウスやR-TYPE、ツインビーといった往年の名作もプレイはしたとはいえどれもそこまで夢中になれず、これは自分には不向きなジャンルだと判断した結果、次第にSTG作品を購入することもなくなっていきました。更に言うなら東方シリーズはコンシューマーではなく、当時は今より更にニッチな市場の同人ゲームだったこともあり、発売時点では興味を持たなかった…というか、その存在すら知りませんでした。ですがその数年後にニコニコ動画というサイトが生まれ、そこで様々な作品を視聴していくうち少しずつ東方コンテンツにハマり込んでいき、ついには自分でも二次創作動画を作ってみようと決意。しかし曲がりなりにも二次に携わるなら、最低限いくつかの原作履修は不可欠だろう! という思いがあったためジャンルへの苦手意識を振り切り、おおよそ十数年ぶりに自ら購入したシューティングゲームがこの紅魔郷でした。

前述の経緯があったので、最初は義務感によって遊び始めたようなものでしたが、プレイしていくうちその感情は少しずつ変化していきます。何しろ元々がSTG苦手民だった上に弾幕ゲーなど生まれて初めて触ったのですから、始めた直後などはド下手過ぎてルーミアやチルノで残機を使い切るほどの惨状でした。しかし決して鬼畜ではなく「何度も挑戦すればクリアできる」という良質なレベルデザインが実装されており、ゲームオーバーを積み重ねながらも徐々に上達。スペルカードというシステムのおかげで弾幕に固有名称が付与されているのは浪漫であると同時に攻略面にも寄与しており、例えば「彩光乱舞が来たらボム!」などスペカ名とその対策とを脳内でリンクさせやすいのは極めて秀逸な点だと思います。そのゲーム性によってひたすら死にまくってもモチベーションは落ちず、ZUNさん謹製のBGMにも後押しされて幾度も試行錯誤を繰り返しました。ノーマルシューターではありましたが、レミリアお嬢様を初めて撃破した時の達成感は今でも忘れられません…!

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