出典:ファイナルファンタジーVI

FF6のパーティメンバーは総勢14人というシリーズ屈指の大所帯なので好みのキャラも他シリーズより多く、例えばティナ・マッシュ・セッツァー・ゴゴあたりはだいぶお気に入りです。ただその中でもトップを選ぶとすればそれはエドガーであり、FF6単品の中で好きだという愛着に留まらず、SFC以前に発売されたFF初期シリーズ全体の中でも最大の推しキャラが彼だったりします。

「14人全員が主人公」という売り文句で有名なFF6ですが、あえて一番の主役を一人だけ挙げるとすればティナ・ロック・セリスのうち誰かだろう…という回答が一般的でしょう。しかしセリスは崩壊前の中盤まで加入せず離脱期間もあり、ティナとロックは崩壊後の加入が遅く仲間にしなくてもクリア可能という具合に、この3人には割と長めの「目立たない期間」が存在します。それに対してエドガーは崩壊前後ともに早期加入し長期離脱もなくゲームクリアにも必須という唯一のキャラであって、言い換えるなら物語に関わる時間が最も長い人物が彼。それでも戦力的に微妙であれば大した活躍はできませんが、この男に関しては強さも格別です。初期から使えるオートボウガンは必殺技や必殺剣のようなタイムラグが無く、ノーコストかつクイックモーションで全体攻撃をばら撒けるという破格の使い勝手で、効率を突き詰めなければラスダンまでこれ一本で戦い抜けるほどの超性能。ボスなどの単体用にはドリルとノコギリもあるので一切の隙が見当たりません。

バトルメンバーとしての性能だけでなくストーリー上のイベントも印象的で、特に両表のコインを用いてマッシュと賭けをする過去回想は大好きなシーン。あえて「運を天に任せる賭け」という体裁を取ることで弟の負い目を無くし、イカサマでわざと自分が負ける兄の姿はあまりにもカッコ良すぎます。女好きのナンパ師でありながらチャラチャラした印象が無いのも絶妙なポイントで、むしろ気品を漂わせた理知的な振る舞いが板についており、そのあたりはさすが君主の器でした。
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