昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 66作目:DRAGON QUEST -ダイの大冒険-

1989-1996年連載のマンガ 週刊少年ジャンプ

令和になってリバイバルアニメが放映されたことでも話題になりましたが、私は原作が連載されていた1990年代からの古参ダイ大ファン。これまでに何度も読み返しているためその思い入れはかなり強く、王道少年漫画の魅力がこれでもかと詰まったストーリーには心から魅了されています。

私はドラクエファンではあるものの、決して「ドラクエだから」ではなく、1本の漫画として強い魅力を感じているのがダイの大冒険です。かといってドラクエ要素が評価に全く影響していないかと言えばそういうわけでもなく、ゲームの世界観を少年漫画という媒体に合わせて落とし込んだ手法は極めて見事で、原作ゲームのファンだからこそ感動できる部分も数多く存在するのが本作の秀逸な点。メタ要素と絶望感とが見事に融合された「大魔王からは逃げられない…!」や、天地魔闘の構えによる3回攻撃再現など、バーン様関連の描写は特にキレがありました。

そうしたゲーム再現が秀逸なのと同時に、本作オリジナルの要素もまた魅力的なものが多く、しかもオリジナルにも拘らずドラクエらしさに溢れているのが素晴らしいところ。メドローアは言うに及ばずペタンやラナリオン、トベルーラなども「それっぽさ」が凄まじいですし、一部の呪文は後にゲームへと逆輸入されたほどです。またメラゾーマを同時に5発撃ち込むフィンガーフレアボムズや剣にギガデインをまとって攻撃するギガブレイクなど原作要素を上手く組み込んだ必殺技も数多く、最高のワクワクを喚起されました。また当時のDQには「術者の魔力によって呪文の威力が変わる設定」は存在せず、同じ呪文は誰が使っても同じ効果で、本家のゲームに威力変動システムが導入されたのは2004年発売のDQ8が初めてのこと。ダイ大はその要素を10年近く前に先取りしており、この設定により極めて魅力的なシーンが多数生まれたのも特筆すべきポイントです。大魔道士へと覚醒したことでザオリク級の回復力を発揮できるようになったポップとか、大魔王が持つ段違いの魔力量を一瞬で理解させた「今のはメラゾーマではない、メラだ」とか、どれも少年漫画的なインパクトが甚大でした。

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