昭和生まれの古参オタクによる推し語り

昭和から令和まで! 古参二次元オタクが、歴代の推しゲーム・マンガ・アニメ・キャラの感想やレビューを書き殴っています。

推し作品語り 12作目:ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

1990年発売のゲーム ファミリーコンピュータ

国民的RPGであるドラクエシリーズの第4作目。DQ1~3において「ロトシリーズ」という大きな物語が完結したため、DQ4~6で構成される新たな世界観「天空シリーズ」の開幕となった作品です。その最大の特徴は、現時点でシリーズ唯一となるオムニバス形式を採用している点。私がDQシリーズの中でも特にDQ4を好んでいるのはその部分に拠る影響が大きく、世界各地から旅立つ仲間達が最終章において一堂に会するシナリオ構成は最高に魅力的です。最後にライアンが仲間になって8人が勢揃いし、キングレオ城から出た瞬間に流れる馬車のマーチは鳥肌モノの演出でした。

私は「群像劇」というジャンルを好んでいますが、群像劇が好きだからDQ4が好きになったのではなく因果関係はその逆です。つまるところDQ4にハマったことにより群像劇という様式に強く惹かれるようになり、少年時代のその経験が今現在の趣味趣向にすら作用しているのですからその影響力は推して知るべし。ゲームの起動直後に主人公である勇者の名前を入力しますが、その勇者は第一章から第四章まで名前も姿も一切描写されず、最終章になってようやくお目見えするというその構成は今でも類型が少ないくらいに革新的かつ独創的です。これほどまでに満を持して登場という言葉が似合う主役も他に無く、当初に設定した名前を忘れ掛けた辺りになって開幕する第五章において「導かれし者たち」というタイトル回収をしながら現れる勇者の姿には強烈に感動しました。この主役の出し惜しみっぷりこそがDQ4の真骨頂だと思っていたので、冒頭のプロローグで顔見せしておくというリメイク版の改変に対しては個人的な解釈違いを感じていたりもしますw

初搭載されたAI戦闘は「めいれいさせろ」が存在せず自動戦闘に任せざるを得ないところが逆に面白く、思うようには動かないからこそ血が通った人格を投影でき、クリフトのザラキ連発に代表されるように必ずしも完璧な行動をしないのがCPUのくせして妙に人間臭い仕様です。FC時代の仲間キャラには全編通して台詞すらほとんど無いので本来なら性格なんて何も分からないはずなのに、絶妙にヘッポコなAIのおかげでかなりのキャラクター性を感じることができました。

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