1992年発売のゲーム ファミリーコンピュータ

トーセ製DBカードバトルRPGの第3作目。前作「激神フリーザ」と比較すると順当に進化している部分もあれば逆に退化している部分もあり、結果として減点法だと微妙な評価になりがちです。私としても手放しで賞賛することはできないものの、しかし個人的評価ではマイナスよりプラスが大きく上回っているため、やはり大好きなゲームであることは間違いありません。

本作最大の魅力は、何を置いてもバトル演出の素晴らしさに尽きます。まずオープニングのイベントバトルから惜しげもなく超サイヤ人化を披露するためその時点でテンション爆上がり。前作では実装されていなかった要素だからこそ、ゲーム開始直後から明確な進化を感じさせてくれました。変身だけに限らずバトル演出は全てが前作を超えるクオリティで、DBらしいスピード感に溢れており通常攻撃の時点でかなりのカッコ良さ。必殺技にもカットインが搭載され迫力が増しています。

原作における人造人間編は敵味方の戦闘力がインフレした結果、サイヤ人以外だとピッコロくらいしかマトモな戦力にはなれませんでした。ですが本作では「激神フリーザ」と同じく他のZ戦士にも活躍の機会があり、そのあたりもファンゲームとして魅力的なポイント。前衛として起用するには心許ないクリリンやチャオズも援護攻撃がかなり強力なので最後まで空気化はせず、メンバー全員で共闘している雰囲気が楽しめるのは対戦アクションではないRPGジャンルならではでした。

システム面ではお助けカードが廃止され、そうした特殊効果が通常カードに付随するようになったのは良改変。選択画面を挟まず攻撃と同時に効果を発揮するのでゲームテンポが向上し、またカードの取捨選択に関連する戦略性も増しています。全員共通の「必」の代わりに流派を合わせるだけで良くなったため、温存せずガンガン技を連射できるのも爽快感があって好き。なので大きなマイナス点は終盤の駆け足っぷりと「こんどは オラが やる!」の打ち切りエンドくらいですねw
関連コンテンツ
前後の推し作品