出典:機動戦士ガンダムSEED

無印SEEDにおいては長く敵役を務めたクルーゼ隊ですが、主人公の親友兼ライバルとして第1話から目立っていたアスランはともかく、当初はディアッカにここまで惚れ込むことになるとは想像もしていませんでした。序盤こそ「嫌味な敵役」のテンプレみたいな性格でしたが、ストーリーの進行と共に尖った部分が削ぎ落とされていき、何かと衝突しがちなアスランとイザークの仲を取り持つ苦労人のようなポジションへと変化。その推移に応じて、魅力がグングンと高まっていきました。

当初はナチュラルを「ゲームの敵キャラ」くらいに思って見下していたコーディネーターが、敵艦の捕虜になったことで相手も感情のある同じ人間であることを悟り、ついには過去の確執をも超えて平和のために協力する。ディアッカが辿ったプロセスはSEEDのメインテーマのひとつになっている相互理解の象徴であり、その観点においてはキラやアスランに匹敵するくらい重要な役割を担っていたと思います。そうした経緯もあってディアッカとミリィのカップリングはキララク・アスカガ・シンルナといったメインCPを抑えSEEDシリーズで一番のお気に入り。DESTINYの「振っちゃった!」には衝撃を受けたものの、いきさつを知れば完全に破局したわけではなさそうなのでディアミリ推しとしては一安心しました。

また彼の乗機であるバスターへの思い入れも、ディアッカへの愛着が高まった要因のひとつです。何を隠そう主役機のストライクを含む初期GATの中で最も好きなのがバスターで、サーベルすら持たず狙撃と砲撃に特化している尖ったコンセプトがとても私好み。ランチャーとライフルとの連結機構もロマンの塊ですし、AA隊に加入して以降はフリーダムとジャスティスを支援する縁の下の力持ちとして大いに活躍してくれました。DESTINYでは性能的にも体面的にも連合のガンダムに乗り続けるわけにはいかなかったとはいえ、イザークと共に量産機のザクに搭乗していたのは悲しかった点。だからこそ、映画FREEDOMにおいて20年ぶりにバスターを駆るディアッカが見られた際には最高にテンションが上がりました!
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