昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 84作目:カウボーイビバップ

1998-1999年放映のアニメ サンライズ

人類が地球から飛び出し、宇宙開発が進んだ未来を舞台としたSFアニメ。基本的にはハードボイルドな世界観で描かれているものの各話によってその作風は大きく変わり、時にはカンフーアクションだったり時にはサイバーパンクだったり、あるいはサスペンスホラー風味だったりとその見せ方は多岐に渡ります。緩い雰囲気で進行していくコメディパートと引き締まったシリアスパートとの振れ幅はかなり大きいのですが、そのメリハリこそが本作の持ち味。1話1話ごとにテーマやジャンルが異なるため、中弛みすることなく最初から最後まで楽しむことができました。

メインメンバーの4人と1匹は全員が個性的ですが、その中でも特にスパイクのキャラ造形は極めて秀逸で、主役に多大な魅力を感じたことも私がビバップに惹かれている大きな要因です。普段は金欠なのも影響して二枚目にはなり切れないスパイクですが、いざハードな状況に直面した際のカッコ良さは圧倒的で、作品と同様に「振れ幅が大きい」からこそ果てしないほどにスタイリッシュ。特に第1話における「カメレオンじゃねぇんだ、そうあちこち見えねぇのさ!」のシーンは大好きで、まだプロローグ段階だったにも拘らず、あの瞬間にスパイク…転じてビバップという作品そのものに惚れ込んだと言っても過言ではありません。もちろんスパイクだけでなく、他のビバップ号メンバーや敵側のビシャスといった主要人物はみんな魅力的。フェイとの「賞金の80%でどう?」「分かった40%!」「OK、60ね!」みたいな軽妙なやり取りが終始交わされるため、物語が小気味よく展開していきダレることがありません。更にはメインキャラに限らず1話しか登場しない単発ゲストにも濃いキャラが満載で、そうした細部の作り込みもまた本作の醍醐味と言えます。例えば「ワイルド・ホーセス」のメカニック師弟とか凄く好き。ブルーソックスファンはお祭り好きでね!

シリアス展開もありつつ基本的にはワチャワチャした明るいノリで進んでいく作品ゆえに、終盤エドとアインが下船して以降、いつものメンバーが全員バラバラになっていく侘しい空気感は見るたびに胸が締め付けられます。シビアでビターに終わるラストもまた、哀しくも印象的なシーンでした。

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