昭和生まれの古参オタクによる推し語り

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推し作品語り 74作目:クロックタワーゴーストヘッド

1998年発売のゲーム PlayStation

本作はクロックタワーシリーズの第3作目にあたりますが、タイトルにナンバリングが付与されていないため本編ではない外伝のような位置付けです。前作までがヨーロッパを舞台とする洋風のホラーだったことに対し、本作は国内での事件を描いた和風ホラーに様変わりしており、結果として怨念や悪霊といった心霊現象が絡む日本独特の恐怖感を体験することができました。

本シリーズを象徴する存在と言えば主人公よりもシザーマンを真っ先に思い浮かべるため、プレイ前に多少の情報を得た程度の段階では「奴が登場しないクロックタワーは大丈夫なのだろうか…」と懐疑的な見方をしていた私。しかしいざ遊び始めてみたら、予想以上の面白さであっという間にのめり込みました。舞台が日本へと移ったことで前作の「英語音声+日本語字幕」ではなくシリーズで初めて日本語音声が実装され、更には全編フルボイス化をも実現。リスニングが苦手な私としては字幕に頼る必要が無くなったため、より高い臨場感と没入感とを味わうことができたわけです。

前作までのジェニファーや今作の優は大人しく無力な少女で、それゆえ敵に追われても基本的には逃走するしか手が無く、それが恐怖感を煽る要素になっていたのは間違いありません。対して優の裏人格の翔は彼女らと一線を画すワイルドなキャラになっており、武器を用いて敵に対抗したり、場合によっては銃器をも使用可能。そのため恐怖感という観点では薄らいだ部分もあるとはいえ、新たに「正面から応戦し撃退する」というゲーム性を得たことで、マンネリ化を防ぐと共に新鮮な面白さが生まれました。まじいまでのイケボで粗野な台詞を連呼するのが超カッコイイ!

またシザーマンは不在ながらも千夏ちゃんのインパクトはある意味それ以上で、ゆっくりと忍び寄ってきた先輩のハサミ男とは逆にキャハハと笑いながらダッシュし包丁をブン投げてくる姿はかなりの恐怖。日本の一般家屋という親近感の沸く舞台もあり、本作の序章はホラゲとして最高級の完成度だったと思います。

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